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CCFLとは

CCFLとは?

40年以上の歴史があり非常に安心安全な光です。
CCFLはLEDと違い光が広がり、また発熱も低く長寿命、省エネ な光源です。

「放電」と「蛍光」の2つの原理を利用し、一般の蛍光ランプよりも細く寿命が長いという特徴を持ちます。
主に、液晶テレビやディスプレイなど、モニターのバックライトとして用いられます。
その他、「誘導灯」「看板」「照明」など、電気製品の内部ランプや機器用のランプとして使われています。

CCFLの概要と従来蛍光灯(HCFL)と違い

CCFLとは、冷陰極蛍光灯ランプ(Cold Cathode Fluorescent Lamp)の略で、従来の蛍光管である
熱陰極蛍光管(HCFL-Hot Cathode Fluorescent Lamp)とは違い、フィラメントでの加熱なしで熱電子を放出させる
タイプの蛍光灯の事です。ガラス管や蛍光体は従来と全く同じですが、放電の方式が違う為、電極の加熱を伴うことなく電子を放出します。

これによって、管を細く、低温で、寿命を長くできます。

CCFLの特徴

目にやさしいCCFL

ムラのない均一な配色(光の広がり)

自然に近い演色性(Ra:色の見え方)

太陽光Ra100とした場合、LEDは一般的にRa80未満の刺激の強い光を発し、
CCFLはRa82~86と、より自然の光に近く、刺激の少ないやさしい光を発します。

サイズやバリエーション

冷陰極管のサイズは一般的な蛍光灯よりもかなり細く小さな径になっています。

寸法:全長 100 ~ 1,500mm ・ 外径 φ2.4 ~ 4.0mm 波長:UV 254 nm ~ 可視光
形状:直管形・U 字形・渦巻き形・W 字形・スパイラル形 寿命:4,000 ~ 40,000 時間

使用する対象機器や用途によって選ぶサイズは異なるため、それぞれの直径について数種類の長さのものが作られており、 サイズのバリエーションは多岐に渡ります。

稼働環境温度

CCFLは環境温度を選びません。

暑さ・寒さに強い照明です。

●LED:40℃以上は不点灯の原因
●蛍光灯:0℃以上でないと暗い

夏場の看板内は、60℃前後まで温度が上昇します。
CCFLは蛍光灯に比べ廃熱量が少ないため、60℃以上の環境下でも適応可能です。

出所: ※ 当社試験結果による